外構の舗装工事はDIYできる？注意点や専門業者に依頼するべき理由を解説

駐車場や庭、犬走りなどを舗装にすれば、水はけがよくなり草も生えないので手入れも簡単になります。見た目にもシンプルでスタイリッシュな印象になるので、外構工事の中でも塗装工事は人気を集めています。舗装の中でもアスファルト舗装はDIYでも挑戦しやすいものだというのは、ご存知でしょうか。ホームセンターなどでも材料が簡単に手に入れられ、手順もそれほど難しくないものの、それでも舗装はプロの専門業者に依頼した方がいいといわれています。その注意点と、塗装工事をDIYするメリット・デメリットについて解説していきましょう。

外構の舗装工事はDIYできる？DIYの手順を紹介

道路工事などでよく見かける舗装工事は、ロードローラーなどの重機を使いながらおこなわれていて、DIYでできるものではなさそうです。ところが実は、アスファルト舗装なら比較的容易にDIYできるのはご存知でしょうか。そこでここからは、自宅の敷地をアスファルト舗装する際の手順について紹介していきます。

整地する

舗装するのに先立って、まずは舗装したい地面の整地から始めましょう。小石を取り除いたり、雑草を抜いたりして、地面が平らになるようにします。エアコンプレッサーを使えば、ほこりや落ち葉などもきれいに取り除けるでしょう。整地作業を確実にしておくことは、アスファルトの強度に直結します。一度施工したらなるべく長く品質を持たせたいものではないでしょうか。耐用年数を延ばすためにも、整地をしっかりおこないましょう。

アスファルトを敷く

整地した地面に、アスファルトを撒いて均等にならしていきます。この時間をかけてしまうと固まってしまい、均等にできなくなってしまいます。コテなどを使って、スピーディーに作業していきましょう。

水を撒いて踏み固める

水に反応して固まるアスファルトの性質を利用するため、表面をならしたら、水を撒きましょう。表面の濡れる程度でも効果があるものの、均一に撒いた方がいいので、じょうろやシャワータイプのホースなどを使って水を撒くようにします。

乾燥させる

アスファルトがしっかり固まらないうちに踏んでしまうと、足跡が付いてしまいかねません。アスファルトは、湿度が低く天候のよい日なら、日光によって2時間から3時間程度で完全に固まります。そのため、雨など天候の悪い日に施工するのは避けましょう。

DIYする注意点！外構の舗装工事をDIYするメリット・デメリットとは？

外構の舗装工事はDIYできるものの、耐久性や安全性、確実な施工のためにはプロ野業者に依頼した方がいいといわれています。そこでここからは、外構の放送工事をDIYするメリットとデメリットを紹介していきます。

外構の舗装工事をDIYするメリット

外構の舗装工事を業者に依頼しなければ、その分施工費用がかからないのは最大のメリットだといえます。ただし材料費やコテなどの用具を揃える費用は必要になるでしょう。とくにアスファルト舗装なら、アスファルトの単価が安く、施工も難しい工程は少ないのでDIYでも挑戦しやすい舗装だといえるでしょう。近年、DIY用に敷き詰めるだけで完成する簡易アスファルトも多く売られています。

外構の舗装工事をDIYする注意点・デメリットとは？

費用も安く済ませられ、施工もそれほど難しくないアスファルトの舗装工事ですが、DIYするのにどのようなデメリットがあるのでしょうか。

まずは、仕上がりの完成度の問題です。プロに依頼する場合、簡易アスファルトは使いません。整地や転地にはロードローラーを使ったり、高温のアスファルトを使ったりして、強固で耐用年数の長いアスファルトに仕上げます。その点DIYで使われるのは、簡易アスファルトであり、自宅の舗装なら十分の強度にはなるものの、プロの施工ほどの完成度に仕上げるのは難しいでしょう。

どうしても整地やコテでのならしなどは、素人には難しく、強度や耐用性に直結してしまいかねません。慣れていないと、きれいにならす前にアスファルトが固まってしまい、平らにできず凸凹した仕上がりになってしまうことも多々あります。

さらに必要なアスファルトの袋をいくつも運んだり、重いアスファルトを撒いて平らにならしたりと、重労働でもあります。必要な材料や道具を購入したら、案外費用がかさんでしまい、業者に依頼する費用と変わらなかったというケースも少なくありません。