門塀の種類は？ブロック塀を設置するメリット・デメリットについて解説！

住宅を建設する・リフォームする場合、エクステリアをどうするかは一つのポイントになります。エクステリアは住宅の顔とも言える部分なので、家の印象を決めるのに大きなウエイトを占めます。その中でも門塀は外観の正面部分を構成するので、家の印象を決める重要なファクターです。ここでは門塀の種類やしばしば用いられるブロック塀を用いる、メリット・デメリットについて見ていきましょう。

門塀の基礎知識

まず門塀とは何かについて紹介します。大きな道路や人通りの多い場所に面している住宅で、導入しているところも少なくありません。

住宅を囲う壁のこと

門塀と波紋周りの壁を構成している部分のことです。マイホームとそれ以外の敷地を分けるため、外部から住宅の内部が見られないようにするプライバシーを目的として設置されます。門塀は主に壁で構成されますが、そのほかにもポストやインターフォンなどを設置している住宅も少なくありません。目の前に大きな道路があったり、人通りの激しい地域だったりすると、設置する住宅が多くなります。

門柱との違い

門塀に似たものとして、門柱が挙げられます。門柱とは門の周囲に設置されている柱のことです。元々は門扉を支えるために設置されていました。しかし最近では扉を設置しなくても、門柱だけを独立して設置している家庭も少なくありません。門塀のように面ではなく、門柱は点で設置するのが大きな違いです。オープン外構や狭小地にマイホームを建設する場合に用いられることがあります。

門塀の種類

門塀を設置する際には、まずどれを用いるかで絞り込むと良いでしょう。最近ではさまざまな素材が用いられるものの、主なものは5種類です。コンクリートや木材・レンガ、タイル・化粧ブロックの5つです。また門塀の場合、いわゆる生け垣を用いた住宅も時折見られます。植木を使用することで、ナチュラルで圧迫感のあまりない門塀に仕上げるのも、一つの方法です。

門塀にブロック塀を使用するメリット・デメリットについて紹介

門塀の主要な種類として、ブロック塀があることは別項ですでに紹介しました。近所にもブロック塀を設置している住宅があるかもしれません。ポピュラーな門塀の種類ですが、メリットとデメリットの両面があります。

設置するメリット

ブロック塀を用いることで、しっかり住宅を守れるのは大きなメリットと言えます。外部から内部を見られる心配がありません。また強度も高いので、たとえば車が住宅に突っ込んできても住宅への被害を最小限に食い止められるでしょう。ブロック塀が破壊されても住宅が無傷なら、門塀の修復工事をする際も仮住まいを探す必要はありません。

ほかの門塀の種類と比較して、耐久性に優れているのもメリットの一つです。一般的にメンテナンスフリーでも30年程度は十分使用できます。プロの業者に施工をお願いすれば、長年安心して使用できるブロック塀を設置できるわけです。

設置するにあたっての注意点

ブロック塀にはメリットがある半面、デメリットもあるので留意しなければなりません。ブロック塀は周りから視線をシャットアウトできますが、これは見方を変えると風や日光が内部に入り込みにくくなるとも解釈できます。高さによっては、日差しや風通しが不十分になって、部屋の住み心地を悪化させかねません。

ブロック塀は面で仕切るので、簡単に進入しにくいのはメリットです。しかし万が一ブロック塀を超えて犯罪者が内部に侵入すると、ブロック塀がガードになって人目につきにくいのはデメリットにもなります。足をかける場所がないので内部への侵入は難しいものの、高さがあまりないと運動神経が良ければ進入される可能性もゼロではありません。

倒壊の危険性

古くなったブロック塀の場合、徐々に劣化しているものです。そうするとそこに台風や大きな地震が起きると、倒壊する危険性があります。2000年にブロック塀に関する耐震基準は改正されているので、2000年以降に設置していればそれなりの強度を有しています。しかし地震や台風などでダメージを受けてもろくなっている可能性もあるので、地震や台風通過後にはブロック塀に亀裂が入っていないか確認してください。