2024年09月10日

ウッドデッキをきれいに保つのは難しい!塗装の時期や業者選びのコツを解説

ウッドデッキをきれいに保つのは難しい!塗装の時期や業者選びのコツを解説

日向ぼっこや子どもの遊び場、洗濯物を干したり趣味を楽しんだりと、ウッドデッキは一戸建て住宅の醍醐味ではないでしょうか。ところがそのようなウッドデッキは、常に風雨や紫外線にさらされ続けるため、数年経過すると劣化していってしまいます。実は、ウッドデッキをきれいに保つのは、簡単ではありません。塗装が剥げて色褪せてきた時、塗装したらいいのか迷ってしまうものではないでしょうか。そこで、ウッドデッキの塗装を塗り直す時期の見極め方や業者選びのコツについて、お話ししていきましょう。

ウッドデッキをきれいに保つのは難しい!メンテナンスの必要性

ウッドデッキの素材は、人工木と天然木に大別されます。人工木のウッドデッキはプラスチックと木粉が主な原料、天然木は木材が原料となっています。人工木は、耐久性とメンテナンスの手間のそれほどかからない点が魅力です。

天然木のウッドデッキで使われる木材は、さらに2つに大別されるのはご存知でしょうか。ウリンやセランガンバツなどの広葉樹の木材「ハードウッド」と、檜やマツなど針葉樹の木材「ソフトウッド」の2種類です。丈夫でメンテナンスの簡単なのがハードウッド、リーズナブルではあるものの、メンテナンスの手間のかかるのが「ソフトウッド」です。

天然木は木材であり、風雨にさらされればやがて劣化していくのは、当然のことでしょう。塗装が剥げて色褪せていけば見た目の悪いものですが、それだけではありません。塗膜がはじいていた水を木材が吸収してしまい、腐食してしまえば、塗装を塗り直してももとには戻せません。塗装が剥げて木の表面がむき出しになることで、ささくれたりボロボロになったりしてしまうこともあるでしょう。

それらを防ぐためにもウッドデッキは定期的に塗装を塗り直して、メンテナンスしていく必要があるのです。

ウッドデッキの塗装の時期は?塗装の時期を知らせるサインとは?

ウッドデッキの塗装の時期は?塗装の時期を知らせるサインとは?

ウッドデッキの塗装を塗り替える時期は、ウッドデッキの設置されている環境や木材の種類によっても異なるものの、およそ1年から5年ごとが目安だといわれています。これはあくまで目安であり、次のようなサインの見られる場合には、塗装の時期が来たと判断できるでしょう。

色褪せ

塗膜が劣化していくと、木材がむき出しになり退色していってしまいます。

カビ・コケ

ウッドデッキにカビやコケが生えてきたら、塗装の保護力が無くなってきた証拠です。水洗いで対応しきれないような状態なら、再塗装が必要でしょう。

ひび割れ・剥がれ

ウッドデッキの木材がひび割れたり剥がれたりしていると、大変危険です。少しのひび割れ・剥がれならやすりで削れば補修できるものの、大きいひび割れ・剥がれならその箇所の木材を交換し、再塗装する必要があります。

たわみ・揺れ

湿気による木材の痛みなどで、基礎部分が劣化している場合に、揺れやたわみとなって現れます。床下の劣化は見逃しがちなので、気づいた時には劣化が進んでいることも多々あります。

シロアリ

湿気が多く日当たりの悪い部分の木材を食べてボロボロにしてしまうのが、シロアリです。防蟻処理を定期的に行えば安心です。

ウッドデッキの塗装は業者に依頼するのがおすすめ!業者選びのコツは?

ここからは、ウッドデッキの塗装を依頼する業者についてお話ししていきます。

ウッドデッキの塗装はDIYする人も多い

ウッドデッキの塗装は、それほど難しい技術は必要ありません。ウッドデッキの木材の変色や褪色、カビ・コケの付着程度なら、自分でしっかり洗浄し、塗装すればいいでしょう。

DIYでは対応できないケースも

腐食している箇所があったり、揺れやひび割れなどが気になったりする場合には、そのままDIYで塗装だけしていると内部にまで腐食が進行してしまい、後々大規模な修繕が必要になるケースも多々あります。

プロの業者に依頼するメリットは、塗装だけでなくウッドデッキの状態を見極めてもらえる点です。腐食などの進行してしまう前に見つけてもらえば、その箇所だけ木材を取り換えるなどの部分的な補修で済み、大規模な修繕を防げることでしょう。

DIYの塗装を依頼する業者は?

ウッドデッキの塗装は、外壁塗装などを手がけている塗装専門店や、外構工事店などに依頼できます。大手のハウスメーカーやホームセンター、リフォーム会社にも依頼できるものの、結局は下請けの塗装業者が塗装に当たり、中間マージンが上乗せされてしまいます。そのためウッドデッキの塗装は、自社で直接施工する塗装業者がおすすめだといえるでしょう。

まとめ

ウッドデッキは、洗濯物を干したり外での時間を楽しんだりと、生活を快適で豊かなものにしてくれます。木の風合いもおしゃれで、ウッドデッキのある住宅は、外観もグレードアップして見えることでしょう。ところがウッドデッキは、常に風雨や紫外線にさらされているので、塗装を定期的に塗り直さないと塗装が剥げたり色褪せたりするだけでなく、木材の腐食などにもつながりかねません。外壁塗装などを行う専門業者に塗装を依頼するといいでしょう。

愛知県小牧市にある「株式会社 水伸園」は、外構・エクステリア工事や造園工事など、住宅の外回り工事の専門家です。ウッドデッキも数多くの設計・施工経験があり、お客様が希望する、ウッドデッキのある暮らしが実現できるようなものを提案いたしております。ウッドデッキを設置したいものの塗装について知りたい、ウッドデッキの塗装の状態をチェックして欲しいなどという方は、お気軽にご相談ください。