おしゃれに造園したいなら！コツや失敗しないためのポイントをご紹介

新築住宅を建てる際や家のリフォームをする場合、庭もおしゃれに造園したいものです。しかし、見た目だけにこだわるのではなく、おしゃれな状態を保てるような造りにする必要があります。では、どのように庭をおしゃれに造園すればよいのでしょう。本記事では、おしゃれに造園するコツや、失敗しないためのポイントを詳しくご紹介します。

おしゃれに造園するコツ

おしゃれに造園するには、次の6つのコツを意識して庭造りをしてください。

庭の使い道を考える

おしゃれに造園するためのコツは、庭の使い道を考えることです。子どもの遊び場として使うなら、安全性と遊びやすさを重視する必要があります。リラックスできる空間を求めるなら、落ち着いた雰囲気を演出する植物や家具のレイアウトが求められます。また、飾り庭として楽しみたいなら、視覚的な美しさや季節感を重視するのが良いでしょう。このように、庭の用途を明確にすることで、その目的に合ったデザインが施せて、結果的におしゃれで機能的な庭が完成します。

立体的に見せる

おしゃれな庭に造園するコツは、立体的に見せることです。日本の住宅は敷地面積も狭いため、庭として使用できる範囲も限られます。立体的に見せられれば閉塞感がなくなり、広々としたおしゃれな庭が完成します。庭に植物やオブジェを詰め込みすぎず、空間を多くすることで立体感が出せるでしょう。

メンテナンス性を考える

おしゃれに造園するコツは、メンテナンス性を考慮することです。どんなにおしゃれな庭であっても、手入れが難しいと放置されて、草木が茂りすぎたり植物が病気になったりして見た目が悪くなってしまいます。メンテナンス性を考慮したデザインにすることで日常的な手入れが簡単になり、庭の美しさを保ちやすくなるでしょう。成長が遅くて剪定が少なくて済む植物を選んだり、水やりが簡単にできる配置にしたりするなど、さまざまな方法が実践できます。そうすることで、庭を常に美しい状態に保て、結果的におしゃれな庭を維持できます。

庭の様式を考える

おしゃれに造園するコツは、庭の様式を考慮することです。庭の様式は、庭の雰囲気や印象を左右する重要な要素であり、様式に沿ってデザインすることで統一感が生まれます。和風の様式を採用するなら、石灯籠や池、苔などの伝統的な要素を取り入れて、落ち着いた雰囲気を作り出せます。洋風ガーデンでは、シンメトリカルなレイアウトやカラフルな花壇、ベンチなどを配置すると、エレガントで華やかな空間を演出できるでしょう。様式に沿ったデザインはテーマやコンセプトが伝わりやすく、庭全体の完成度を高めます。

大型アイテムはつながりを考えて配置

おしゃれに造園するコツは、つながりを考えて大型アイテムを配置することです。アーチやガゼボなどの大型アイテムをフォーカルポイントとして効果的に機能させるためには、動線や視線を考え、庭全体に統一感を持たせる必要があります。ベンチやテーブルも、空いたスペースにレイアウトするのではなく、庭を美しく眺められる場所に設置しましょう。一つひとつつながりを考えてレイアウトすることで、おしゃれな庭に仕上がります。

シンメトリーの配置

おしゃれに造園するコツは、シンメトリーの配置です。シンメトリー配置とは、ふたつの同じアイテムを対称に置くことで、重厚でフォーマルな印象を与えます。バランスを考慮して、周囲の景観やアイテムの高さ、大きさ、色合いに注意して配置する必要があります。また、多用すると特別さが失われて庭の調和が崩れるため、ゲートなどとくに強調したい場所に取り入れましょう。配置する際は、建物やエクステリアのデザインとの調和も考慮してください。

造園で失敗しないためのポイント

造園で失敗しないためのポイントは、次の2つです。

外からの視線を考慮

造園で失敗しないためのポイントは、外からの視線を考慮することです。おしゃれな庭を求めてデザインにこだわりすぎると、時として外からの視線が気になって、落ち着かない庭に仕上がることがあります。フェンスを低くしすぎると、外から敷地の内側が丸見えになってしまいます。デザイン性だけでなく、外からの視線も考慮した造りにすることが大切です。

照明を設置

造園で失敗しないためのポイントは、照明を設置することです。昼間だけでなく、夜間のことも考えてデザインする必要があります。照明の当て方によっては、庭の樹木も引き立てられます。おしゃれな雰囲気になるほか、防犯にもなり一石二鳥です。