2024年09月17日

庭の解体は造園業者に依頼すればいい?費用相場についてご紹介

庭の解体は造園業者に依頼すればいい?費用相場についてご紹介

庭が劣化してメンテナンス費用の負担が大きくなりすぎた場合、解体して造園したり、別の用途で使ったりするのが一般的です。しかし、庭の解体作業をどこに依頼すればいいか、わからない方もいらっしゃるでしょう。また、撤去にはどれぐらいの費用がかかるのかも、気になるところです。本記事では、庭の解体は造園業者に依頼できることや、費用相場についてご紹介します。

庭の解体はどこに依頼する?

庭の解体をしたいけれど、どこに依頼すればいいのでしょう。依頼できる業者は、次の通りです。

解体業者

庭の解体は、解体業者に依頼できます。解体を専門に行っているため、ブロック塀などの建造物も、大型重機を使って取り壊してくれます。ただし、業者によっては庭の解体のみに対応していないところもあるため、事前に確認することが大切です。建物と一緒に庭を取り壊す際には、まとめて依頼できるので便利でしょう。

外構工事業者

外構工事業者にも、庭の解体を依頼できます。とくに、庭を解体後にカーポートなどとして利用したい場合、解体とカーポート設置をまとめて依頼できるので便利です。ただし、業者によっては解体作業に対応できないところもあるため、事前に確認しておきましょう。

造園業者

造園業者は、庭を造るだけでなく、解体作業も任せられます。とくに、撤去する庭木や庭石が多い場合は、専門性の高い造園業者に依頼するのが安心でしょう。また、解体後に庭を新しく作り直す場合は、解体と造園をまとめて依頼できるので便利です。

塗装業者

塗装業者の中にも、庭の解体を請け負っているところがあります。ただし、塗装を専門としているため、大型重機を使った解体作業は難しいでしょう。解体後にアスファルトを塗装したいなど、解体と塗装をまとめて依頼したい場合に適しています。

造園業者の庭解体にかかる費用相場

造園業者に庭解体を依頼した場合、費用は庭の広さや撤去物によって違ってきます。撤去物ごとの費用相場は、次の通りです。

庭石の撤去費用

庭石の撤去費用は、1キロにつき30円~40円が相場です。大きいものの重量を測るのは難しいですが、「縦×横×高さ×比重」の計算式によって割り出されます。比重は庭石の種類によって変わり、1.5~3.0の範囲で変動します。縦0.5メートル・横0.5メートル・高さ1メートル・比重1の石は、計算式にあてはめると250キロです。撤去費用が1キロ当たり35円であれば、250キロ×35円で撤去費用は8,750円となります。しかし、人間が撤去できるサイズの石であれば、トラック1台いくらなど、まとめて計算されるのが一般的です。

庭木・植木の撤去費用

庭木・植木の撤去費用は、伐採と伐根の2つの費用がかかります。伐採とは樹木を切る作業で、伐根とは根を除去する作業です。伐採費用は樹木のサイズによって幅があり、1本につき2,000円~2万円が相場です。伐根費用は根の大きさや深さによって幅があり、1本につき3,000円~1万円ほどが相場になります。伐採・伐根の料金がかかるため、見積もりを確認する際は内訳をしっかりチェックしましょう。

花壇の撤去費用

花壇の撤去費用は、面積をもとに計算するのが基本です。費用相場は、1平方メートルにつき2万円~3万円ほどでしょう。花壇撤去では、花壇の枠組みだけでなく、土の撤去料金も含まれるのが一般的です。

ブロック塀の撤去費用

ブロック塀の撤去費用は、面積によって算出されます。高さ×幅で総面積を割り出し、基準の料金と掛け合わせて割り出すのです。ブロック塀の面積に比例して、撤去費用も高くなります。面積によって費用は異なりますが、3万円~15万円ほどかかるのが一般的です。また、重機を使って撤去する場合、別料金で重機代も加算されます。

重機の使用には費用がかかる

庭の解体作業では、重機がないと撤去できない場合もあります。重機を使用する場合、別途で費用がかかるため、3万円~5万円を追加で見積もる必要があります。重機を使用する日数が多いほど、費用がかさむでしょう。

解体後に庭を活用する方法

解体後に庭を活用する方法

庭の解体後の活用法を決めておくと、解体後スムーズに新しい工事が進められます。解体後の活用方法としては、次の用途があげられます。

更地にする

解体後の用途を決められない場合、とりあえず更地のままにしておくのもありです。活用法が決まったら、すぐに取りかかれます。また、土地を売却するにしても、売り出しやすいでしょう。用途が決まらないなら、無理やり活用せず、更地で置いておくのがおすすめです。

駐車場として活用

庭の解体後に、駐車場として活用するのも良いでしょう。子どもが成長すると、各々が車を持つようになり、複数台停められる駐車場が必要になってきます。駐車場は、停める車の台数によって設計が変わり、カスタマイズ方法もさまざまです。理想の駐車場にするには、早くからプランを練っておくことが大切です。

まとめ

庭解体を造園業者に依頼すると、解体後に新しい庭を造る際に便利です。撤去と造園をまとめて依頼する方が、費用も安く抑えられるでしょう。また、解体後は造園せず、更地のままにしたり、駐車場にしたりできます。ライフスタイルに合わせて活用しましょう。

「株式会社 水伸園」は、愛知県小牧市を拠点に、エクステリア・造園工事を行っております。施工実績も豊富で、ご要望に合わせたさまざまな設計プランを提案いたします。自社施工で責任を持って施工いたしますので、お気軽にご相談ください。